Lステップ構築、運用

LステップとLINE公式アカウントの違いについて比較してみた!

「LステップとLINE公式アカウントはどう違うの?」という疑問をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。

殿

LINEはLINE株式会社が提供しているサービス。
Lステップは株式会社Maneqlが提供しているLINE公式アカウント専用のマーケティングツールじゃ。

まさお

サービスを提供する会社が別なんだね。知らなかった~。

殿

LINE公式アカウントとLステップを両方利用するには、それぞれにアカウント開設が必要なのじゃ。

この記事では、LINE公式アカウント単体で運用する場合とLステップを併用する場合ではどういったところに違いがあるのかをご紹介します。

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LステップとLINE公式アカウントの違い

友だちからアクションがなくても使える

◇LINE公式アカウントでは

友だち追加後にユーザーから何かメッセージを送ってもらえないと、連絡先にユーザー情報が反映されないため、チャットが使えません。

◇Lステップでは

友だち追加がされると連絡先にユーザー情報が反映されるため、メッセージがなくてもチャットが使えます。

メッセージ配信

まさお

LINE公式アカウントは、配信した人数はわかるけど、
誰にどのメッセージを配信したかわからないんだよねー。

殿

Lステップでは、誰にどのメッセージを送ったのか一覧で確認でき、タグ付けすることも可能なんじゃ。
その他にもメッセージ配信機能に違いがあるので紹介していくぞ。

シナリオ配信(ステップ配信)

まさこ

シナリオ配信とは・・・
事前に準備しておいたメッセージを指定したタイミングで順番に配信する機能です。

◇LINE公式アカウントでは

メッセージとメッセージの間隔は最短1日配信時間は1時間単位で設定できます。

メッセージの分岐の条件も「みなし属性*1」となるため、ユーザーに合った内容が配信できない場合もありえます。

*1:みなし属性
LINEファミリーサービスにおいて、LINEユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とそれらのユーザーの行動履歴、LINE内コンテンツの閲覧傾向やLINE内の広告接触情報をもとに分類したものです。 

出所:(https://faq.linebiz.com/help/s/article/000001423?language=ja

◇Lステップでは

 配信間隔、配信時間を1分単位で自由に設定できます。

メッセージを連続で送信したり、ユーザーの行動に合わせて途中から配信内容を変更することもできます。(例:3つ目の配信を読んだユーザーだけに別のメッセージを送る など。)

属性の情報はアンケートでユーザーから直接取得することができるため、メッセージ分岐もユーザーに合った内容が配信できます。

反応率を上げることができるので、配信コストを抑えることにつながります。

セグメント配信

まさこ

セグメント配信とは…
特定の条件で絞ったユーザーにメッセージを配信できる機能です。

◇LINE公式アカウントでは

性別、年齢、OS、友だち期間、居住エリア のみなし属性に絞って配信することができますが、みなし属性であるため、属性が100%合っているとは限りません。

また、この機能を利用できるのは、配信人数が100人以上の場合です。

◇Lステップでは

上記の条件以外に、来店回数や商品の購入 などユーザーをより細かい条件で分けて配信することが可能です。配信人数は1人以上から利用できます。

興味を持っているユーザーに絞り込むことができるので、配信コストの軽減とブロック率低下が見込めます。

1配信で送れる情報量について

まさこ

LINE公式アカウントとLステップでは、
1配信で送れる吹き出しの数と、1吹き出しの上限文字数に違いがあります。

【1配信で送れる吹き出し数および上限文字数について】

 LINE公式アカウントLステップ
1配信で送れる吹き出し数3吹き出し5吹き出し
1吹き出し当たりの上限文字数500文字1900文字
1配信あたりの上限文字数1500文字9500文字
※ スタンプは1吹き出しとしてカウントされます。

分析機能

  • 流入経路分析
まさこ

流入経路分析とは・・・
友だちがどの経路から友だち登録したのかを分析できます。

◇LINE公式アカウントでは

各流入経路から合計何人友だち追加があったのかの計測はできますが、
誰がどこから友だち追加したかはわかりません

そのため、流入経路別のセグメント配信をすることはできません。

◇Lステップでは

誰がどこから友だち追加したかを特定できます。

流入経路によって、配信メッセージや表示させるリッチメニューを変えることも可能です。

殿

これから紹介するスコアリング機能クロス分析はLINE公式アカウントにはない機能じゃ。

スコアリング機能

ユーザーの属性や行動に点数をつけてスコア化し、点数に応じて、配信メッセージを変えたり、優先度を可視化することができます。

クロス分析

収集した2つ以上のデータ(例:年齢×来店回数、性別×年齢)を使って、特徴をつかむことができます。

自動返信

◇LINE公式アカウントでは

個別トークと併用できません。設定したキーワードと友だちが送信したキーワードが「完全に一致」した場合に反応します。

◇Lステップでは

自動応答と個別トークの併用が可能です。

「部分一致」「完全一致」の設定が可能で、対応できる範囲が広がります。

リマインド配信

まさこ

リマインド配信とは・・・
イベントやセミナーなど開催日の数日前に
リマインドメールを配信する機能です。

◇LINE公式アカウントでは

対象者一人一人に送信したいタイミングを設定する必要があります。

◇Lステップでは

送信したいタイミングを設定すると自動で出席者に送信することができます。

まさお

Lステップを使うとリマインドメールの設定が1回で済むのは便利だねー。

タグ付け

まさこ

タグ付けとは・・・
ユーザーの特徴をラベリングして管理することができる機能です。

◇LINE公式アカウントでは

  チャット欄からユーザー毎に手動でタグをつけて管理できます。

(例)商品購入者一人一人を手動でタグ付けし、タグ付けしたユーザーにサンクスメッセージを配信。

◇Lステップでは

  自動でタグ付けし、アクションと連動できます。

(例)商品購入ユーザーに自動でタグ付けして、自動でサンクスメッセージを配信。

顧客管理 

まさこ

顧客管理機能とは・・・
ユーザーの個人情報、行動や興味関心をユーザー毎にまとめることができる機能です。

◇LINE公式アカウントでは

顧客管理する場合、友だちの人数しか把握できなかったり、性別や年代などをタグ付けで管理することはできますが、個別の情報(名前や住所など)を保存しておく機能がありません。

◇Lステップでは

個人情報の他に、イベント予約状況、商品の購入履歴、アンケート内容、メッセージの既読状況など、個人ごとの詳細ページが作成できるため、複数人でユーザー情報を共有しやすい特徴があります。

リッチメニュー

まさこ

リッチメニューとは・・・
トーク画面の下部に表示される固定メニューのことです。

◇LINE公式アカウントでは

アカウントで作成できるのは1種類。ボタンの数やレイアウトが固定されています。

◇Lステップでは

複数のリッチメニューを作ることができ、ユーザーの条件などで表示を分けることが可能です。タブ分けやレイアウトも自由に設定できます。

   

予約管理

殿

Lステップのみの機能でLINE公式アカウントにはない機能じゃ。

まさこ

予約管理機能は、自動で予約情報の登録・管理が行える機能です。
締め切り期限・定員・予約回数制限などの設定も可能です。

まさお

便利だね。予約の電話対応とか大変そうだから、手間が省けそう。

まさこ

予約管理機能には、
イベント予約スケジュール予約の2種類の方法があります。

イベント予約

イベント開催日の予約を受け付けることができます。
予約画面には、開催日時・場所・予約枠などが表示でき、予約時に必要な取得項目(氏名・連絡先 など)を設定できます。

カレンダー予約

開いている日付から日時指定で予約できる機能です。
予約時間の設定、担当者、利用するメニューなどを選べるように設定できます。

まさこ

予約状況はリアルタイムで確認できます。(Googleカレンダーとも連携OK!)
その他に、予約確定を承認制にしたり、リマインダ機能と連動させることができます。

まとめ

LINE公式アカウント単体で運用した場合とLステップを併用した場合についてご紹介しました。

Lステップは、自由度が高く、LINE公式アカウントの機能を強化してくれるため、顧客一人一人に合わせた配信が可能となります。

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