Lステップでよく使われている機能のひとつにリッチメニューがあります。
リッチメニューって何? どういう使い方があるの?
活用するメリットは?
LINE公式アカウントにも同じ機能があるけど、どう違うの?
という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回はLステップのリッチメニューについて、活用するメリットやLINE公式アカウントのリッチメニューとの違い、活用事例についてご紹介していきます!
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リッチメニューとは
リッチメニューとは、トーク画面の下部に表示されるメニュー画面のことです。
管理画面で常に表示させることもできますし、非表示にすることもできます。
設置するリッチメニューのサイズによっては、常に表示させておくとトーク内容が見切れてしまうことがあります。
そのため、表示の有無を調整している場合が多いようです。
リッチメニューのメリット
リッチメニューを使うメリットは主に4つ挙げられます。
①メッセージ通数を消費せずに、コンテンツを提供することができる
②ホームページのように活用できる
③送客力がアップする
④教育を自走化することができる
では、ひとつずつ解説していきます。
①メッセージ通数を消費せずに、コンテンツを提供できる
常に表示しておきたいことをリッチメニューに表示させておけば、配信通数を消費せずにコンテンツを提供することができます。
②ホームページのように活用できる
よくある質問や問い合わせ、電話をかける、自社SNSとリンク、外部の自社ECサイトへ誘導するなど、自社コンテンツを集約することができます。
情報を集約することで、顧客が知りたい情報に知りたいタイミングでアクセスできるようになるため、利便性アップと顧客満足度向上が見込めます。
③送客力がアップする
伝えたい情報を常に表示させておくことができることと、顧客が自社コンテンツにアクセスしやすい環境を作ることができるため、自社ECサイトやホームページへの送客力がアップします。
通常のメッセージでは過去のトーク内容は流れてしまいますが、リッチメニューは常に表示しておけるのでかなり有効です。
④教育を自走化できる
商品を使うときの豆知識などのお役立ちコンテンツや、商品の使い方などのコンテンツをリッチメニューに準備しておくと、学習意欲の高いユーザーは自ら情報にアクセスしていく傾向があります。(=教育の自走化)
学習意欲の高いユーザーは、コンテンツが充実しているほど満足度も高い傾向にあるので、コンテンツを豊富に準備することもおすすめです。
また、コンテンツの視聴状況でユーザーの興味関心度合を知ることができるため、準備したコンテンツすべてにアクセスしたユーザーは商品への関心度が高い=高い成約率が見込めます。
お試し教材(コンテンツ)を複数設定して、全部視聴したユーザーを本契約につなげている企業もあるようです。
リッチメニュー比較|LINE公式アカウントとLステップ
リッチメニューは、LINE公式アカウントのみでも使える機能ですが、
Lステップのリッチメニューを使うと、
LINE公式アカウントだけではできないことができるようになります。
「LINE公式アカウントのみでもリッチメニューが使えるなら、それでいいかも…」
とお考えの方や、そうでない方へ
これからそれぞれの特徴を紹介していきます!!
特徴|LINE公式アカウントのリッチメニュー
作成できるリッチメニューが1種類で、設定できるボタンの数やエリアが固定されています。
LINE公式アカウント機能のショップカードやクーポンの設置、外部サイトへのリンク(ECサイトや予約サイトなど)が設定できます。
リッチメニューに集約する情報が少ない場合や、シンプルに運用したい場合はこちらで十分というケースもあります。
特徴|Lステップのリッチメニュー
Lステップのリッチメニューは、以下のことが可能となります。
①タブ分けして表示するメニュー数を増やせる
②タップするボタンの数やエリアを自由に設定できる
③顧客によって表示するリッチメニューを変えることができる
④リッチメニューを切り替えることができる
⑤アクションに連動して切り替えることができる
では、詳細を解説していきます。
①タブ分けして表示するメニュー数を増やせる
Lステップのリッチメニューは複数枚作成することができます。
さらに、作成した複数枚のリッチメニューをタブわけして表示させることができます。
そのため、より多くの情報を表示させることができるようになります。
②タップするボタンの数やエリアを自由に設定できる
タップするボタン数やエリア設定の自由度が高いため、自社アカウントの運用目的に合わせたリッチメニューを作ることができます。
③顧客によって表示するリッチメニューを変えることができる
表示条件を付けると、顧客ごとにリッチメニューの表示を変えることが可能です。
【使用例】
・会員プランによって表示を分ける
・スクールなどの入会前と入会後で表示を分ける
④リッチメニューを切り替えることができる
リッチメニューのボタンをタップすると別のリッチメニューに切り替えることができます。
【使用例】
商品カテゴリ―のリッチメニューから、商品名が並ぶリッチメニューに切り替える
つくりこみすぎると読者が欲しい情報にアクセスできない可能性があるので、つくりこみには注意が必要です。
⑤アクションに連動して切り替えることができる
ボタンにアクションを設定し、タップすると設定したアクションを発動させることができます。
【設定できるアクション】
・URLを開く
タップすると自社のYou Tubeサイトやホームページへ飛ぶ
・TELをかける
受付やお問い合わせ用の電話番号を設定することができる
・ユーザーメッセージを送信
自動でトーク画面にメッセージを送信できるように設定できる
【例】
商品名をタップする → トーク画面に商品の詳細情報を送信
・アクション
タップすると、タグ付けやリッチメニューの切り替え、シナリオ配信などのアクションを発動するように設定できる
・回答フォームを送信
アンケート(回答フォーム)を送信する
・その他
(QRリーダー起動、このアカウントをシェア、タイムラインを開く)
このように、Lステップのリッチメニューを活用すると設置できる情報量が大幅にアップします。
リッチメニューには、画像や動画も流せるので、イベントの申し込みや告知など 興味を持ちそうなグループにだけ表示し、配信通数を消費せずに訴求することが可能となります。
すなわち、トーク画面を開くだけで情報にアクセスできる仕組みが作れる(=集客と販促活動が行える)ということです。
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Lステップのリッチメニューを利用するときの注意点
Lステップのスタンダードプラン以上の契約が必要です。
※スタートプランの場合は、LINE公式アカウントのリッチメニューになります。
ここでお役立ち情報をご紹介!
【お役立ち情報1】リッチメニューってどうやって作るの??
リッチメニューは、ココナラなどのクラウドソーシングで依頼することができます。
自作する場合は、canvaやLステップの新機能Lメニュープラスを使って作ることができます。
【お役立ち情報2】リッチメニューを作る前に準備しておきたいこと2つ
①どの情報を盛り込むのかということをあらかじめ考えておくこと
②遷移先の情報を充実させておくこと
これらを準備しておくとスムーズにリッチメニューを設計していくことができます。
その他に、設置するボタンの内容は?位置は?数は?ボタンに設定するアクションは? など
設計図も準備しておくといいです。
・タップしたくなるキャッチコピー
・クリックされやすいデザインのボタン
・画像の大きさ
これらも工夫が必要なポイントです。
リッチメニュー活用事例
◆採用人事
採用情報・よくある質問・バーチャル社内見学・エントリーシート・選考ステップなどの情報をリッチメニューに集約。
その他に、社員インタビュー・インターンシップ情報などの動画を設置。
◆美容室やサロン
スタッフ紹介・施術メニュー・ポイントカード・店舗情報(営業時間、アクセス)・各種SNSなどを集約。
LINE内でホームケアグッズの購入や予約がとれる仕組みも構築。
◆ECショップ
ブランドヒストリー・生産者情報・要望・お問い合わせ・商品情報・お得情報・注文方法・イベント情報(セールやチャリティーイベント)を集約
診断コンテンツ(アンケートに答えていくとおすすめ商品が表示される)を載せている企業も。
あるECショップでは、商品情報の表示を3段階に分けて構築しているようです。
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まとめ
このように、Lステップのリッチメニューを活用すると配信通数を消費せずに、集客と販促活動が可能となります。
特に複数のSNSに自社コンテンツを持っている場合は、LINEに集約することでホームページのような役割を持たせることができ、顧客の利便性向上とともに顧客満足度UPが見込めるため、売り上げアップにつなげることができるでしょう。
Lステップのリッチメニュー機能、ご自身のビジネスに合わせてぜひ活用してみてくださいね。
ぜひ活用してみてください。かなりおすすめです。
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