Lステップとは、LINE専用のマーケティングツールです。
LINE公式アカウントを用いて
・メッセージ配信
・顧客情報管理
・ユーザー行動分析
などを効率よく行うことができます。
効率アップを図れるツールではありますが、この効果を多く得て自社の売り上げアップにつなげるためには稼働後に適切な分析・改善を行う必要があります。
ただ導入しただけでは効果が得られることは少なく、運用して初めて見えてきた課題に対し、対応していくことが重要です。
稼働後の分析・改善にはLINE公式アカウントとLステップの知識だけでなくマーケティングの知識が必要です。
専門性の高い知識が必要なので、そういった人材を確保することが難しい。
という場合が多いのではないでしょうか?
そういったお困りごとの一つの解決策として、
運用代行サービスの利用が挙げられます。
ここでは、Lステップの分析機能と料金プランの関係、運用代行の内容、料金相場などについてご紹介します。
ではさっそく解説していきます!
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Lステップの分析機能について
ユーザーの行動分析は、Lステップ稼働後のアカウント管理にかかせません。
分析に用いる機能は主に以下の4つです。
① URLクリック測定
② サイトスクリプト
③ 流入経路分析
④ クロス分析
では一つずつ簡単に解説していきます。
① URLクリック測定
特定のURLのクリック数やクリック率を測定できる機能。
顧客に送ったメッセージの評価やリッチメニューの評価などに使えます。
② サイトスクリプト
ユーザーのサイト滞在時間を計測できる機能。
滞在時間の長さによって、ユーザーの興味関心を推測することができます。
遷移先サイトの内容を評価したり、メッセージ送信先の属性が適切であったかの評価にも使えます。
③ 流入経路分析
ユーザーが友だち追加した経路を特定できる機能。
どの広告チャネルからの流入が多いのかということが可視化できるので、広告費の適正化に役立てることができます。
④ クロス分析
2つ以上の項目(例:商品購入者×年齢 など)を掛け合わせて分析ができる機能。
分析結果は人数で表示され、CSVファイルでエクスポートできるので、表を作成することができるので便利です。
以上の4つ機能がありますが、料金プランによって使える機能が異なります。
Lステップの料金プランと使用可能な分析機能について
料金プランと使用可能な分析機能をまとめると以下の表のようになります。
【Lステップの料金プランと分析機能について*1】
プラン名 | スタートプラン | スタンダードプラン | プロプラン |
月額配信数 | ~5,000通 | ~30,000通 | ~50,000通 |
月額利用料金 | 2,980円/月 | 21,780円/月 | 32,780円/月 |
URLクリック測定 | × | 〇 | 〇 |
サイトスクリプト | × | 〇 | 〇 |
流入経路分析 | × | × | 〇 |
クロス分析 | × | × | 〇 |
このように、ユーザーの行動分析を行うには、スタンダードプラン以上の契約が必要であることがわかります。
そして冒頭でも記載しましたが、それぞれの機能を使いこなしたり、機能を組み合わせて多角的に分析するには、ツールの知識だけでなくマーケティングの知識が必要となるため、多くの企業や個人が運用代行を利用しています。
なんとなく分析機能の理解というかイメージができたけど、実際に使いこなして分析するのは厳しいな…。 運用代行を利用する人が多いのに納得。。。
Lステップ運用代行を依頼するメリット
運用代行を依頼するメリットは以下の3つです。
①分析や配信メッセージの改善を依頼できる
アカウント運用効率が良くなり、ブロック率の低下や無駄なメッセージ配信の防止に繋がります。
配信メッセージの良し悪しは、運用して初めてわかることだもんね。これを依頼できるのは助かる。
②設定を依頼できる
新サービスをリリースしたり、シナリオ配信が終了した顧客に新たなシナリオ配信をするなど、新たな設定をまるごと依頼することが可能です。
複雑な設定を丸投げできるのは、かなり助かると思います。
③自社のリソースを確保できる
アカウント管理・運用にかかる人件費や業務を削減できます。
そのため削減できた人員を、自社の職員で行わなければならない業務に配置し、生産性向上につなげることが可能となります。
そもそも、Lステップとマーケティングの知識がある人を採用することって大変かも。。。
Lステップ運用代行の内容について
運用代行でよく行われている内容は以下の通りです。
①文章・画像などの修正対応
配信したメッセージやリッチメニューの修正の対応
②毎月の分析・改善レポート提出
ユーザーの行動分析を行い、改善レポートを作成。
③定期的な配信代行・新たなシナリオ作成
例として、シナリオ配信が終了した顧客に対して配信する。などです。
Lステップ構築をした会社がそのまま運用代行をするケースが多いようです。
Lステップ運用代行の料金相場
運用代行費用は、依頼する範囲や依頼先が個人か法人かで差があります。
個人に依頼する場合
月額数万円~依頼可能。
比較的低料金で依頼できますが、しっかりした依頼先か見極めが難しい部分があります。
法人に依頼する場合
20万円~。100万円以上の費用が必要になることも。
個人に依頼する場合と比べ費用はかかりますが、信頼性は高いというメリットがありま
す。
またLステップ運用には、運用代行の費用以外にLINE公式アカウントとLステップの月額利用料もかかります。
毎月かかる利用料金についても把握しておきましょう。
【月額利用料(LINE公式アカウント利用料+Lステップ利用料)】
月間配信数 ~5000通 | 月間配信数 ~30,000通 | 月間配信数 ~50,000通 | |
LINE公式アカウント料金*2 | 5,000円/月 | 15,000円/月 | 75,000円*4/月 |
Lステップ料金*3 | 2,980円/月 | 21,780円/月 | 32,780円/月 |
合計利用料 | 7,980円/月 | 36,780円/月 | 107,780円/月 |
*3 出典(Lステップ | LINE公式アカウント特化のマーケティングツール (linestep.jp))
*4(スタンダードプランの月額利用料15,000円に20,000通×3円分を追加し算出)
それぞれの料金プランは配信数によって設定されています。
Lステップは、LINE公式アカウントと配信数が同じプランを選ぶことになっており、上記の合計利用料が毎月のランニングコストとして必要となります。
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Lステップ運用代行を依頼する方法
運用代行を依頼するには、2つの方法があります。
①クラウドサービスを利用して依頼する方法
②代行企業へ直接依頼する方法
主なクラウドサービスは、
「ココナラ」
「クラウドワークス」
「ランサーズ」があります。
Lステップ運用代行を依頼する際の注意点
運用代行を依頼する際の注意点は3つあります。
①目的を明確化し、要望を詳しく伝える
例えば「売り上げアップには何が必要なのか」などが明確でないと適切なアカウント運営ができません。依頼する前に、自社でしっかりと検討しておく必要があります。
②条件面の確認
依頼先によって依頼できる業務の範囲や期間・内容が異なるため、確認が必要です。
③依頼先の実績を重視する
運用経験が豊富な依頼先の方が、Lステップの運用効果を最大限に引き出してくれる可能性が高いため、実績の確認もしておく方が良いと考えられます。
それでも、どこに運用代行を依頼したらいいか迷ったら・・・
Lステップ正規代理店に依頼するのがおすすめです。
◇Lステップ正規代理店とは
Lステップの開発元である株式会社Maneqlが、「クライアントが安心してLステップを導入できる」ことを目的として作った制度です。
それゆえ正規代理店は、株式会社Maneqlの研修を受け、試験に合格した法人や個人事業主であるため、Lステップの設定だけでなく、マーケティングの視点を持ったコンサルティングを行うことができます。
まとめ
Lステップ稼働後は、運用したからこそわかる課題が明らかになる場合が多いため、適切な分析と改善を行い、軌道修正をすることが重要です。
分析と改善には専門的な知識を要するため、費用はかかりますが、専門家に依頼する方が精度の良いアカウント運営が可能となります。
Lステップ導入の際には運用代行についてもぜひご検討ください。
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