ピラティススタジオにおけるLステップの導入について、このような悩みはありませんか?
ピラティススタジオで活用できるLステップの機能は?
導入するメリット・注意点は?
実際の活用事例を知りたい
本記事では、ピラティススタジオで活用できるLステップの機能や導入するメリット・注意点、活用事例について詳しく解説します。
ピラティススタジオに活用できるLステップの機能
ピラティススタジオに活用できるLステップの主な機能は以下の通りです。
1.回答フォーム
2.シナリオ配信
3.リマインダ配信
4.ポイントカード機能
5.リッチメニュー
6.セグメント配信
それぞれの機能について、以下で詳しく解説します。
1.回答フォーム
回答フォーム機能を使うと、ピラティススタジオに役立つ顧客情報を収集することができます。
回答フォームには、本名やピラティススタジオに通う目的、無料体験の申し込みフォームなど質問内容を自由に決めることができるため、さまざまな場面で役に立ちます。
回答フォームはアンケート形式にすることもできるため、診断ゲームのように気軽に受けてもらうこともできます。
2.シナリオ配信
継続的にピラティススタジオに通ってもらうために配信するメッセージを事前に考え、そのメッセージを設定したタイミングで配信できる機能です。
ピラティススタジオの公式LINEアカウントを友だち追加した後や無料体験後は、期間が空けば空くほどピラティススタジオへの関心が薄れてしまいます。
そのため、関心が薄れる前のアプローチが重要です。
Lステップでは顧客情報に合わせたシナリオ配信ができるため、複数のパターンのメッセージ(=シナリオ)を準備しておくと、顧客の関心事に寄り添ったメッセージを送ることができます。
【例】回答フォームに質問と回答の選択肢を準備
質問:ピラティススタジオに求めること
回答:ダイエットしたい・筋肉をつけたい・足を細くしたい
回答内容にあわせて、次から送るメッセージの内容を以下のように変えることができます。
・ダイエットを選択した人
→ダイエットしたい人におすすめのレッスン紹介
・筋肉をつけたい人
→おすすめのプライベートレッスン紹介
・足を細したい人
→足を細くするのにおすすめなレッスン紹介
このように、顧客がピラティススタジオに求める内容によってシナリオを変えることで、大きな効果が期待できます。
3.リマインダ配信
ピラティススタジオにおいては、無料体験レッスンの参加率をあげる施策として使う場合が多いです。
顧客がピラティススタジオの無料体験へ申し込みを行ったとしても、キャンセルや無断欠席によって実際に無料体験に参加してもらえないと利益拡大にはなりませんよね。
そのため、リマインド配信で、無料体験の1週間前ごろから無料体験に必要な情報を段階的に配信するといった使い方ができます。
たとえば、無料体験の
1週間前…申し込み内容の確認
3日前…持ち物や日時、アクセス情報
前日…忘れ物がないかのチェック
といった感じです。
段階的に情報を配信することで、無料体験を忘れることもありませんし、モチベーションの低下を防ぐこともできます。
4.ポイントカード機能
LINE公式アカウントにはポイントカード機能があるため、来店時にポイントを付与することで、顧客の継続率を高めることができます。
ポイントカード機能ではポイントに応じた特典を用意することもできますが、特典は手に届きやすい設定にすることがオススメです。
たとえば、
■「月に10回の来店で酵素ドリンクプレゼント」の場合
土曜日しか通えないから、達成できないな~。
ポイントカードはボクには関係ないかも…。
■「月に3回の来店で酵素ドリンクプレゼント」の場合
月3回なら達成できそうだし、がんばろう!
このように、手に届きそうな設定となるため、モチベーション向上につながります。
また、特典は支払い方法(都度払い、月額制、年払い制など)に応じて変更することがおすすめです。
5.リッチメニュー
LINE公式アカウントではリッチメニューと呼ばれるトーク画面の下部に表示される画像付きのメニューを表示できます。
リッチメニューでは、トレーナーの紹介や無料体験レッスンの案内、店舗までのアクセスなど、さまざまな情報を掲載することができます。
よくある質問をリッチメニューに入れておくのもおすすめです。
6.セグメント配信
セグメント配信は、友だち追加してくれたユーザーの属性に合わせてメッセージを配信する機能です。
LINE公式アカウントでは、性別や年齢、居住地といった基本的な情報でしかセグメント分けできないのに対し、Lステップは流入先やユーザーの興味関心などの情報によってもセグメント分けすることができます。
そのため、よりマッチしたユーザーにのみメッセージを配信することができるのです。
ピラティススタジオでLステップを導入するメリット
ピラティススタジオでLステップを導入するメリットは以下の通りです。
1.継続的に通い続けてもらうための施策ができる
2.予約に関してリソースを割く必要がなくなる
3.セグメント配信によってメッセージを自動化できる
4.自社商品・サービスを販売できる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.継続的に通い続けてもらうための施策ができる
ポイントカード機能やステップ配信機能を活用して、無料体験から本会員になるアプローチをすることができます。
ピラティススタジオは無料体験が非常にお得に設定されていることが多いため、
「無料体験の申し込みは多いが、
実際に本会員になって継続的に通ってくれる人の割合が少ない」
という課題を抱えているピラティススタジオが多いです。
Lステップを活用すると
「継続的にピラティススタジオに通ったときの具体的なイメージの発信」
「通えば通うほどお得になるシステムを導入する」
ができるため、本会員になるためのアプローチをしやすくなります。
2.予約に関してリソースを割く必要がなくなる
Lステップの予約機能を活用すると、予約管理を自動化でます。
そのため、トレーナー自らが予約対応をする必要がないため、予約の取りこぼしを心配する必要がありません。
また、顧客目線としても、予約のために電話するのが面倒と感じる方も多く、LINEであれば気軽に予約することもできるため、予約率のアップにも期待できます。
予約を承認制にすることや、同じ時間の予約数を設定することもできます。
3.セグメント配信によってメッセージを自動化できる
LINE公式アカウントへの集客に成功したとしても、ブロック率が高ければ効果的な活用はできません。
ブロック率を下げるために活用されているのがセグメント配信です。
この機能を使って、ユーザー属性に合わせた有益な情報のみを発信することで、ブロック率を下げることができます。
セグメント配信は事前に作成したシナリオによって、
友だち追加から◯日目、
無料体験から◯日目
のように設定した日時に自動配信することができます。
手動でメッセージを配信する必要がないので、送り忘れを防げます。
4.自社商品・サービスを販売できる
Lステップの機能を使うと、LINE内での商品販売や、販売促進の施策と打つことができます。
たとえば、
・セグメント配信で悩みを改善するのに役立つ商品の紹介する
・リッチメニューに販売アイテムを掲載する
など、導線を作ることができます。
ピラティススタジオでLステップを導入するときの注意点
ピラティススタジオでLステップを導入するときの注意点は以下の通りです。
1.メッセージの配信は週1回〜2回ほどにする
2.集客に力をいれる必要がある
それぞれの注意点について、以下で詳しく解説します。
1.メッセージの配信は週1回〜2回ほどにする
公式LINEアカウントからのメッセージが多いとブロックするユーザーは非常に多いため、メッセージの配信は週1回〜2回ほどにすることがオススメです。
というのも、Lステップ公式が行った調査によると、LINE公式アカウントからのメッセージの適切な頻度として「週に1回」が最多となり、次いで「2週間に1回」が多いという結果となったからです。(参照:Lステップ公式ブログ「LINE公式アカウント登録者1,000人を対象にした利用実態調査2023」)
Lステップの効果を最大化させるためには、友だち追加・無料体験からの数ヶ月間でじっくり本会員になってもらえるようなシナリオ作りが大切になります。
2.集客に力をいれる必要がある
ピラティススタジオでLステップの機能を最大限活用するためには、数多くの人にLINE公式アカウントへの友だち追加をしてもらう必要があります。
実際にピラティススタジオに無料体験に来てもらった人だけに友だち追加してもらうのでは新規顧客の獲得には繋がりにくいため、Web広告やSNS広告、SNS運用などで集客を行う必要があります。
もちろん、無料体験してくれる新規顧客が多いのであれば問題ないため、ケースバイケースで集客方法を変えてみるといいでしょう。
ピラティススタジオでLステップを導入した活用事例
ここでは、ピラティススタジオと形態の似た「パーソナルジムELEMENT」におけるLステップの活用事例を紹介します。
パーソナルジムELEMENTのLステップ導入前の課題は、
「体験申し込みや本入会へのアプローチができていない」ことでした。
そこで、ホームページとLINEを使って次の施策を行い、275件の友だち追加と、そのうち70人の無料体験を獲得しました。
【施策】
・ホームページのポップアップに「ELEMENTからの招待状」という題名で公式LINEアカウントへ誘導
・LINE登録後のアンケートで検討エリアを確認し、検討エリア周辺の店舗のキャンペーン情報や無料体験のご案内と予約導線を設置。
・トレーニングメニュー診断を実施しておすすめのメニューを表示。
このように、一人ひとりにあったメッセージ配信と診断コンテンツの配信が、一人ひとり悩みのことなるパーソナルジムやピラティススタジオにおいては有効です。
まとめ
本記事では、ピラティススタジオで活用できるLステップの機能や導入するメリット・注意点、活用事例について詳しく解説しました。
Lステップはピラティススタジオに活用できる機能が充実していますので、ぜひ本記事を参考に導入を検討してみてください。
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