Lステップで集客強化

ECサイトにLステップを活用する方法や事例とは?

EC市場(特に物販系分野)は、コロナ禍の外出自粛の呼びかけやECの利用が推奨された結果、年々拡大傾向にあります。(経済産業省_令和2年度の調査)

市場の拡大に伴い、消費者が自社のページにたどり着き、商品を購入することが難し、仮に購入したとしても、リピーターを獲得しにくい状況となっています。

そのためECサイトを運営している企業や個人事業主の中には、

「ECサイトのリピート率を上げたい」

「新規顧客を獲得したい」

「販売数アップのため、データを分析したい」

「LステップをECサイト運営に活用したい」

とお考えの方も多いのではないでしょうか?

この記事では、Lステップを活用したECサイト運営について解説していきます!

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ECサイトの集客強化にLINEを考えている

正直LステップとECサイトの相性ってどうなの?

今期はECの売り上げをさらにアップさせたい!

そんな方は・・・▼

Lステップとは

LINE公式アカウント専用のマーケティングツールです。

LINE公式アカウントと紐づけて使用するツールなので、LINEとLステップ両方のアカウントが必要となります。

まさこ

Lステップには豊富な機能が搭載されているため、「LINE公式アカウントの機能だけでは物足りない」という方やデータを分析したり、One to One マーケティングをしたいとお考えの方にはぴったりのツールとなっています。

ECサイトとLステップの話をする前に、ECサイトとLINEを連携するメリットについてご紹介します。

ECサイトとLINEの連携で得られるメリット

ECサイトとLINEを連携させると3つのメリットがあります。

①幅広い年代の顧客にアプローチできる

LINEは普及率が高く、幅広い年代が利用しています

そのため多くのユーザーが、LINEを介して自社ECサイトにアクセスしやすくなります。

②メッセージ開封率が高い

メッセージ開封率が高いため、商品やサービスの情報を届けやすいメリットがあります。

③顧客とのコミュニケーションも円滑に行える

LINEのメッセージやトーク機能を活用すれば、顧客とのリアルタイムなやり取りが可能となります。

円滑なコミュニケーションは新規顧客獲得だけでなく、リピーター獲得にも有効です。

例えば…

顧客が、LINE公式アカウント上で注文状況の確認や商品の問い合わせができるようになったり、自社から配信した情報(特別なキャンペーンやセールのお知らせなど)を素早く知ることができます。

このように、
LINEとの連携は、顧客とのコミュニケーションのハードルを下げるだけでなく、効果的な販促活動を実現してくれるのです。

まさお

LINEでやり取りすると、お店との距離が近くなった感覚になるね。

次に、ECサイト運営上でよくある悩みLステップでできることを紹介していきます。

ECサイト運営上でよくある悩み

【ECサイト運営での悩み】

・リピート率が低い&顧客とのコミュニケーションが取りにくい

・購入者をリスト化するのが難しい

・販売数アップのため、データを分析したい

といった悩みがあるのではないでしょうか。

それぞれの悩みについて、Lステップで解決できることを見ていきましょう。

悩み①|リピート率が低い&顧客とのコミュニケーションが取りにくい

従来リピーター施策としてメルマガが用いられています。

メルマガはコミュニケーションが一方通行(お店→顧客)になってしまうデメリットがあります。

さらに、若年層においてはメール離れが進んでおり、メールに気づかない可能性もあり、顧客とのコミュニケーションが取りにくい状態になってしまうのです。

Lステップでは、顧客がアクションを起こしやすいコンテンツを制作できるため、双方向のコミュニケーションが可能となります。 そうすることで、ファンになってもらいやすい環境を作ることができます。

殿

動画を送る場合においても、
メルマガではURLを貼って送るため、離脱の可能性ありますが、LINEではLINE内で完結(動画を視聴)することができるので、LINEを用いたコミュニケーションは有効です。

では、コミュニケーション例を2つご紹介します。

【アンケートを用いた例】

Lステップ

アンケート(診断コンテンツ)を配信

お客さま

○○診断だって、おもしろそう!

(顧客が診断コンテンツを実施)

Lステップ

回答者にアンケート回答済みのタグをつける

回答者へお礼メッセージ特典(イベント参加券、限定の動画コンテンツなど)を送る

お客さま

次回使えるクーポンがとどいた! このクーポンを使って買えるもの探してみよ~。

Lステップ

アンケート回答に合わせたシナリオ配信*1

*1:シナリオ配信とは
 事前に準備したメッセージを順番に配信できる機能のことです。

【リッチメニューを用いた例】

まさこ

リッチメニューとは

トーク画面下に表示される固定メニューのことです。

メッセージ通数を消費しないというメリットがあります。(スタンダードプラン以上で利用可能。)

リッチメニューには、よくある質問問い合わせ先の情報商品画像をタップすると商品の詳細が送信されるというような設定ができます。

よくある質問の内容をまとめて記載しておくことで、

・問い合わせ対応の時間削減につながる

・顧客は気になることを問い合わせることなく自分で調べられるので、知りたいことを自分のペースで知ることができる。

というメリットがあり、満足度の向上やファン化が図れます。

殿

リッチメニューは、顧客ごとに表示を変えることができるので、購入前と購入後で表示を変えることもできます。

悩み②|購入者情報をとるのが難しい

顧客が大手の通販サイトを介して商品購入をすると、購入者の情報をとるのは難しい傾向にあります。

その課題を解決するには、大手通販サイト購入者をLINEに誘導し、LINEを通じて自社ショップへ誘導する必要があります。

【LINEを通じて自社ショップへ誘導する例】

お客さま

この商品購入しよ! ポチッ。(大手サイトで初回購入)

お店

商品発送時に自社のLINE公式アカウントのQRコードを同封。(登録者に自社限定の特典があることを明記)

お客さま

商品が届いた! へ~LINE登録したら特典があるんだ。友達登録しようっと。

Lステップ

・特典と登録者にアンケート配信

・回答内容に合わせてシナリオ配信やセグメント配信*2

*2:セグメント配信とは
 顧客を属性などの条件で絞って配信する機能のことです。

Lステップでアンケートを取ると、アンケートの回答を顧客ごとに保存・自動更新することができます。

顧客の行動にタグ付けのアクションを設定し可視化するとさらに、顧客のデータをLステップ内に集積していくことや配信コンテンツの訴求効果を評価することが可能です。

集めた情報をメッセージ配信に活用して、再購入やまとめ買いお誕生日の人にクーポンとお祝いメッセージを配信することも可能となります。

このように、Lステップを用いるとLINEでリサーチとCRM*3を同時に行うことができます。

*3:CRMとは

顧客関係管理。顧客情報や行動履歴、顧客との関係性を管理し顧客との良好な関係を構築し、継続していくための施策。

悩み③|販売数アップのため、データを分析したい

Lステップでは、購入者を特定することができます。

購入者を特定することで購入後のアプローチの方法購入者の傾向を分析し、対象となる層を中心にセールスをかけたり集客することが可能となります。

購入者特定や購入者の傾向を分析するには、流入経路分析・タグ管理・クロス分析などの機能を使用します。

これらの機能は、Lステップのプロプラン以上で使うことができる機能なので、プロプラン以上の契約が必要となります。

ECサイトにLステップを活用する方法

ECサイトにLステップを活用するには、決済サービスと連携させる方法や、ECサイトプラットフォームと連携させる方法があります。

ECサイトにLステップを活用するメリット

・購入者を特定できる

連携するサービスによって特定できる範囲が異なるので、詳細はそれぞれのサービスの解説の部分でご紹介しますが、購入者を特定することができます。

・クロス分析に活かせる

事前に年代や性別等のアンケートで情報を取得している場合のみ、購入者の傾向(年代や性別、流入経路 など)を把握し、ターゲット層にあわせた戦略を練ることができます。

・リセールがしやすい

購入者リストが取れるので、購入者限定のセールなどに誘導しやすくなります。

ECサイトにLステップを活用するデメリット・注意点

・プロプラン以上の契約が必要

プロプラン以上で使用できる流入経路分析機能を使用するため、プロプラン以上の契約が必要となります。

・認証画面が表示される 

LINEの仕様上、初回のみ下記の認証画面が表示されます。

(引用元:Lステップ

「許可する」をタップせず離脱する可能性があるため、認証画面が表示されることと、「許可する」を選択してもらうことを事前にアナウンスしておくことが必要です。

次に、Lステップと連携できる決済サービスECサイトのプラットフォーム、それぞれの特徴についてご紹介していきます。

決済サービス|Stripe

Stripe(ストライプ)は オンライン決済サービスです。

本社がアメリカにあり、日本を含む世界14か国に事業所を展開するグローバル企業です。

GoogleやAmazon、Uberなど100万を超える企業で幅広く導入されています。

Apple Payやクレジットカードなどさまざまな決済方法が選択できるのが特徴です。

LステップとStripeを連携するメリット

・決裁者の流入分析に活用できる

 商品ごとに流入経路URLが設定できるので、どの商品を購入したかがわかります。

まさこ

誰がいつ何を購入したかがわかるので、次に案内する内容や購入者の傾向が分析できます。

・決済後のアクションを設定できる

 決済後のアクションをLステップで設定できます。

【決済後のアクション例】

・購入商品に合わせたシナリオ配信を行う。

・化粧品などの消耗品を購入した場合、商品がなくなるころにリマインダ配信する。

殿

そのほかStripeには

日本語での電話サポートがある

継続課金(サブスクなど)にも対応できる

といったメリットがあります。

決済サービス|PayPal

PayPalは初回のみ、利用時に住所などの登録が必要なので、顧客にPayPalのアカウント登録をしてもらうことが必須となります。

LステップとPayPalを連携するメリット

・複雑なコード設定の必要がない

PayPal用の流入経路URLを指定の場所にコピペすると連携ができるので、初心者でも簡単にできる点が魅力です。

・銀行振り込みにも対応している

各種クレジットカードの他に銀行振り込みに対応しているのが特徴です。

LステップとPayPalを連携する際の注意点

・PayPalは決済リンクごとにリダイレクト先を設定できない。

 商品ごとにリダイレクト先が設定できないため、「だれが購入した」まではわかりますが、何を購入したのかは特定できません。

殿

購入後のサンクスメッセージを送信する場合は、どの商品を購入しても違和感のないようなメッセージにすることが必要となります。

まさこ

購入者は特定できるので、
購入者限定のセールやイベント案内をすることはできます。

ECプラットフォーム|Shopify(ショッピファイ)

Shopifyはカナダ発祥のECプラットフォームです。

世界175か国、170万店舗以上で利用されており、ECサイトを立ち上げる際の費用は月額利用のみです。

殿

すなわち、初期費用なしでECサイトを構築できるということです。

LステップとShopifyを連携するメリット

・Lステップで購入者を特定できる

LステップからShopifyへ流入し、購入した場合、Lステップでタグ付けや友だち情報欄へ情報(だれが、いつ、何を購入したのか)を追加することができます。

・購入者の流入分析に活かせる

 「外部からShopifyへ流入し購入した場合」と、「LINEから流入し購入した場合」の区別ができるため、購入後のアプローチを経路によって変えることができます。

購入のきっかけとなったコンテンツを分析することによって、さらなる売り上げアップを目指すことが可能となります。

殿

Shopifyとの連携でも、
購入者データがとれるので、データをクロス分析にいかしたり、リセールに活用することも可能です。

Lステップの構築代行なら、みらいきってにお任せください

ECサイトの集客強化にLINEを考えている

正直LステップとECサイトの相性ってどうなの?

今期はECの売り上げをさらにアップさせたい!

そんな方は・・・▼

ECサイトとLステップの連携・活用事例

D2C(ネット通販)企業

LINE登録直後のアンケート回答で20%クーポンをプレゼントするオファーを取り入れたことで、LINE登録率アップ見込客から顧客への早期引き上げを実現。

新商品のプロモーションにおいては、シナリオ配信を実施し、記録的な売り上げを獲得。

商品のみでなくブランドに対するファン化の流れを構築し、継続的な売上に繋げています。

【施策1】
新商品のプロモーションでのシナリオ配信

「商品の興味付け → 商品紹介 → 販売前日にリマインド配信 → 販売開始」の順番でシナリオ配信することによって、効果的な販促活動を実施。

販売前日のリマインド配信では、個数限定などの情報を盛り込み、より効果的な商品販売を実現。

【施策2】
 リッチメニューに以下の内容を設定。顧客がアクションを起こしやすい環境を整備し、ブランドに対するファン化の流れを構築

・ブランドのヒストリー

・キャンプ初心者に向けた解説記事

・商品のジャンルを掲載

 →タップすると商品紹介ページから購入ページへ誘導する仕組みを構築

・要望をいつでも受付

 →悩みやニーズを商品開発に反映できるリサーチ導線を自動化。

・お客様からのよくある質問

 →質問内容を一覧で確認できるように設定し、対応コストを削減。

まとめ

ECサイト運営にLステップを活用すると、リサーチとCRM、施策の分析&見直しができます。

「新規顧客やリピーターを獲得したい」「顧客とのコミュニケーションの質を高め、自社のファンを増やしたい」という方にぴったりのツールとなっています。

殿

ECサイト運営にお困りの方は、ぜひご検討ください。

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